正答1
解説
正解は1です。
関節可動域訓練は、拘縮の予防や改善のために関節を動かしたり、短縮した組織を伸張したりする訓練です。
【選択肢別解説】
1:○ 伸張運動は、強い痛みを起こさない範囲で愛護的に行います。
強引に伸ばすと筋や関節包の微細な損傷・出血・異所性骨化を起こし、かえって拘縮を悪化させるためです。
2:× 1秒程度の伸張では、組織は十分に伸びません。
伸張運動はゆっくりと行い、伸ばした位置で数十秒程度保持して持続的に伸張します。
3:× 他動伸張だけが基本ではありません。
関節可動域訓練には他動運動・自動介助運動・自動運動があり、患者の筋力や状態に応じて選択します。
4:× 伸張前に冷却すると、組織の伸張性が低下します。
伸張前には温熱療法で組織を温め、伸張性を高めてから行うのが一般的です。
【ポイント】
関節可動域訓練は、「温めてから」「ゆっくり愛護的に」「持続的に伸張する」が原則です。
異所性骨化を防ぐため、痛みを伴う強い他動伸張は避けます。