正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
脳卒中に伴う障害は、発症と同時に脳の損傷から直接生じる同時性障害(一次的障害)と、その後に起こる続発性障害(二次的障害)に分けられます。
このほか、脳卒中とは無関係にもともと持っている合併障害があります。
【選択肢別解説】
1:○ 嚥下障害は、脳幹や両側の大脳の損傷で、嚥下にかかわる神経回路が障害されて起こります。
発症と同時に脳の病変から直接生じるため、同時性障害です。
2:× 褥瘡は、発症後の安静臥床や不動によって、皮膚が持続的に圧迫されて生じます。
脳の損傷から直接生じるものではなく、続発性障害です。
3:× 変形性脊椎症は、加齢による脊椎の退行性変化です。
脳卒中とは無関係に存在する合併障害であり、発症と同時に生じる障害ではありません。
4:○ 失認症は、大脳の病変によって感覚情報を認知する機能が障害されて起こります。
脳の損傷から直接生じる高次脳機能障害であり、同時性障害です。
【ポイント】
同時性障害には、「片麻痺・感覚障害・失語・失認・失行・嚥下障害・構音障害」などがあります。
続発性障害には、「関節拘縮・筋萎縮・褥瘡・起立性低血圧」などの廃用症候群や、誤った使い方による誤用症候群が含まれます。