正答1
解説
正解は1です。
頸髄損傷では、残存する最下位の髄節によって、可能な動作がおおよそ決まります。
第5頸髄節残存では三角筋や上腕二頭筋が働き、肩の動きと肘の屈曲ができますが、手関節の背屈はできません。
【選択肢別解説】
1:○ 肘の屈曲と肩の動きが使えるため、手に装着する自助具(万能カフにスプーンを差し込んだものなど)や上肢装具を使えば、食事動作が可能な目標になります。
2:× 床上での更衣動作には、手関節の背屈や、肘の伸展による体幹の支持が必要です。
第6〜7頸髄節以下の残存で目標となる動作です。
3:× 改造した自動車の運転には、手関節の背屈などによる操作能力が必要です。
おおむね第6頸髄節以下の残存で可能となります。
4:× 下肢装具を使った歩行には、体幹や骨盤を支える筋の残存が必要です。
胸髄下部から腰髄レベルの損傷で目標となるもので、四肢麻痺では困難です。
【ポイント】
目安は、「C5=肘屈曲、自助具で食事」「C6=手関節背屈、車椅子駆動・自動車運転」「C7=肘伸展、移乗やプッシュアップ」です。