正答3
解説
正解は3です。
感染症の治療では、原因微生物の種類(細菌・真菌・毒素など)に合った薬剤を選ぶ必要があります。
疾患と主な治療の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 破傷風の治療の中心はペニシリンではなく、毒素を中和する抗破傷風人免疫グロブリン(テタノブリン)の投与です。
破傷風の症状は菌が産生する神経毒素によるため、毒素の中和と、痙攣や呼吸の管理が最も重要です。
2:× ガス壊疽の治療は抗毒素血清(テタノブリン)ではありません。
テタノブリンは破傷風に用いる製剤です。
ガス壊疽には、壊死組織の徹底した切除、ペニシリンなどの抗菌薬、高気圧酸素療法を行います。
3:○ 皮膚カンジダ症は抗真菌薬で治療します。
カンジダは真菌(カビ)の一種であるため、抗菌薬ではなく抗真菌薬の外用などを用います。
4:× アスペルギルス症の治療はテトラサイクリンではなく、抗真菌薬です。
アスペルギルスは真菌であり、細菌に作用するテトラサイクリンは効きません。
【ポイント】
真菌感染症(カンジダ症・アスペルギルス症・白癬など)には抗真菌薬を使います。
破傷風は抗毒素、ガス壊疽は外科的処置と抗菌薬・高気圧酸素と覚えましょう。