正答1
解説
正解は1です。
長期の気管支喘息では、気道が狭くなって息を吐き出しにくくなります。
肺に空気が残って過膨張の状態が続くため、胸郭の形が変わります。
【選択肢別解説】
1:○ 樽状胸は長期の気管支喘息でみられます。
肺の過膨張が続き、胸郭の前後径が増えて樽のような形になります。
2:× 扁平胸は胸郭の前後径が小さく平たい形です。
やせ型の体型でみられ、肺の過膨張とは逆の形です。
3:× 鳩胸は胸骨が前方に突き出す変形です。
くる病などの骨の発育障害や先天的な要因でみられます。
4:× 漏斗胸は胸骨の下部が漏斗のようにくぼむ変形です。
主に先天的な胸郭の形成異常です。
【ポイント】
樽状胸は慢性閉塞性肺疾患(COPD)でも代表的にみられます。
正常な胸郭は左右径が前後径より大きく、樽状胸ではその差が小さくなります。