正答3
解説
正解は3です。
関節疾患は単純エックス線写真の所見で区別できます。
関節リウマチは滑膜炎が骨を侵食する破壊性の病気、変形性関節症は骨が増殖する変性の病気です。
【選択肢別解説】
1:× 骨棘は関節の辺縁に骨が増殖してできるとげ状の突起です。
関節リウマチではなく、変形性関節症の特徴的な所見です。
2:× 骨硬化(軟骨下骨の硬化)も、関節リウマチではなく変形性関節症でみられます。
3:○ 骨びらんは、増殖した滑膜(パンヌス)が関節辺縁の骨を侵食してできる骨の欠損です。
関節リウマチの特徴的な所見です。
4:× 骨の抜き打ち像(打ち抜き像)は、骨が円形にくり抜かれたような透亮像です。
頭蓋骨の多発性骨髄腫や、痛風結節による骨の侵食でみられます。
【ポイント】
関節リウマチのエックス線所見は、関節周囲の骨萎縮、関節裂隙の狭小化、骨びらん、関節の亜脱臼です。
変形性関節症は骨棘と骨硬化が特徴と対比で覚えます。