正答2
解説
正解は2です。
車いすのバックサポート(背もたれ)の高さは、体幹の支持と上肢の動かしやすさのバランスで決めます。
一般的な目安は、座面から腋窩までの高さより約10cm低い位置、つまり腋窩の5〜10cm下です。
【選択肢別解説】
1:× 腋窩から0〜5cmでは高すぎます。
バックサポートの上端が肩甲骨に当たり、駆動時に上肢を後方へ引く動きを妨げるためです。
2:○ 腋窩から5〜10cm下が適切な高さです。
体幹を十分に支えながら、肩甲骨の動きを妨げずに車いすを駆動できるためです。
3:× 腋窩から10〜15cmでは標準的な目安より低くなります。
体幹の支持が不十分になりやすく、姿勢が崩れやすくなります。
4:× 腋窩から15〜20cmでは低すぎます。
体幹の安定性が損なわれ、体幹機能の低い人では座位を保てなくなります。
【ポイント】
体幹の支持が必要な人では背もたれを高く、自力でよく駆動する人では低めに調整します。
座面の幅は殿部の幅に左右数cmの余裕を加えた値が目安です。