正答3
解説
正解は3です。
肘関節後方脱臼の整復後は、関節が最も安定し、日常生活にも支障の少ない肢位で固定します。
【選択肢別解説】
1:× 伸展位では関節が不安定で、再脱臼しやすくなります。
伸展位で拘縮すると肘の機能も大きく損なわれます。
2:× 45度屈曲位は屈曲が不十分で、整復位が安定しません。
肘関節の固定肢位としては不適切です。
3:○ 90度屈曲位で固定します。
この肢位では関節の適合がよく安定し、前腕は回内外中間位として上腕から手部まで固定します。
4:× 120度屈曲位は過度の屈曲です。
肘前面の腫脹が強い時期には血行障害や神経の圧迫を起こすおそれがあります。
【ポイント】
肘関節の固定は多くの外傷で「90度屈曲・前腕回内外中間位」が基本です。
後方脱臼では整復後に神経・血管障害の有無も必ず確認します。