正答2
解説
正解は2です。
この問題は適切でない固定材料を選ぶので、○が答えです。
肋骨骨折の固定は、骨折部の動揺を抑えて疼痛を和らげることが目的です。
ただし胸郭を完全に固めると呼吸が妨げられるため、呼吸を大きく妨げない材料を用います。
【選択肢別解説】
1:× さらしは適切です。
胸部に巻いて胸郭の動きを適度に抑えることができます。
2:○ ギプス包帯は適切でありません。
胸郭を硬く全周性に固めると呼吸運動が強く制限され、換気障害を起こすおそれがあるためです。
3:× バストバンドは適切です。
着脱が容易で、胸郭を適度に圧迫して骨折部の動揺を抑えます。
4:× 非伸縮性絆創膏は適切です。
呼気位で患側の胸郭に貼り、骨折部の動きを制限する絆創膏固定法に用います。
【ポイント】
肋骨骨折の固定は、患者に息を吐かせた呼気位で行います。
高齢者では固定による呼吸制限から肺炎を起こすこともあるため、過度な圧迫は避けます。