正答2
解説
正解は2です。
糖尿病はインスリンの作用不足による慢性の高血糖を特徴とする疾患です。
長期の高血糖により細小血管障害や大血管障害が起こることが最大の問題です。
【選択肢別解説】
1:× 糖尿病は妊娠中にも発症します。
妊娠中に初めて見つかる糖代謝異常を妊娠糖尿病といい、胎盤ホルモンによるインスリン抵抗性の増大が関わります。
2:○ 慢性腎不全は糖尿病の合併症の1つです。
糖尿病腎症が進行すると腎不全に至り、日本の透析導入原因の第1位となっています。
3:× 我が国の糖尿病の大部分は1型ではなく2型です。
2型糖尿病が全体の90%以上を占め、生活習慣と遺伝素因が関与します。
4:× 軽症糖尿病の治療は薬物療法ではなく食事療法と運動療法が主体です。
それでも血糖管理が不十分な場合に薬物療法を加えます。
【ポイント】
糖尿病の三大合併症は、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害です。
大血管障害として、心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症も起こりやすくなります。