正答2
解説
正解は2です。
この問題は出血傾向がみられないものを選ぶので、○が答えです。
出血傾向は、血小板、凝固因子、血管壁のいずれかの異常で起こります。
【選択肢別解説】
1:× 血友病では出血傾向がみられます。
凝固因子(第Ⅷ因子または第Ⅸ因子)の欠乏で血が固まりにくく、関節内出血や筋肉内出血を起こします。
2:○ 鉄欠乏性貧血では出血傾向はみられません。
ヘモグロビンの合成に必要な鉄が不足する貧血で、血小板や凝固因子には異常がないためです。
3:× 再生不良性貧血では出血傾向がみられます。
骨髄の造血機能が低下して血小板も減少するため、皮下出血や歯肉出血が起こります。
4:× 特発性血小板減少性紫斑病では出血傾向がみられます。
自己抗体によって血小板が破壊されて減少し、点状出血や紫斑が生じます。
【ポイント】
鉄欠乏性貧血はむしろ慢性的な出血(月経過多や消化管出血)の結果として起こることがあります。
再生不良性貧血は赤血球・白血球・血小板がすべて減る汎血球減少を示します。