正答2
解説
正解は2です。
急性化膿性骨髄炎は、細菌が血流に乗って骨髄に達し、化膿性の炎症を起こす疾患です。
小児に多く、好発部位、原因菌、画像所見の特徴を押さえておきます。
【選択肢別解説】
1:× 急性化膿性骨髄炎は成人ではなく小児に多い疾患です。
成長期の骨では骨幹端の血流が豊富で、細菌が定着しやすいためです。
2:○ 急性化膿性骨髄炎は長管骨の骨幹端部に多く発生します。
骨幹端では血管が折り返して血流が遅くなるため、細菌がとどまりやすいからです。
大腿骨遠位や脛骨近位に好発します。
3:× 急性化膿性骨髄炎の原因菌は連鎖球菌ではなく黄色ブドウ球菌が最も多いです。
4:× 単純エックス線像では、初期から骨変化がみられるわけではありません。
骨の破壊像や骨膜反応が現れるのは発症から1〜2週間後で、早期診断にはMRIが有用です。
【ポイント】
急性化膿性骨髄炎では、高熱、患部の激痛・腫脹・熱感がみられ、小児では患肢を動かさなくなります。
治療が遅れると慢性骨髄炎に移行し、腐骨や瘻孔を形成します。