正答3
解説
正解は3です。
肘関節後方脱臼を整復した直後に確認する項目を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った確認項目)です。
整復後は、整復が得られたかどうかと、神経・血管の合併損傷がないかを確認します。
【選択肢別解説】
1:× 異常な疼痛の有無は正しい確認項目です。
強い疼痛が続く場合は、骨折の合併や整復不完全を疑います。
2:× 上腕三頭筋の索状変形の消失は正しい確認項目です。
後方脱臼では肘頭が後方へ突出して三頭筋腱が索状に緊張しており、整復されると消失します。
3:○ 肘関節の完全伸展が可能かを確認することは誤りです。
整復直後に完全伸展させると再脱臼の危険があり、肘は約90度屈曲位で固定します。
4:× 橈骨動脈の拍動の確認は正しい確認項目です。
上腕動脈の損傷や圧迫があると、末梢の橈骨動脈の拍動が弱くなります。
【ポイント】
肘関節後方脱臼の整復後は、肘頭・内側上顆・外側上顆の位置関係が正常に戻ったかも確認します。
固定は肘関節90度屈曲位で行い、伸展方向への運動は段階的に許可します。