正答1
解説
正解は1です。
老化による身体機能の低下に配慮した住環境を問う問題です。
高齢者は夜間の頻尿、視力や筋力の低下などにより、住まいの中での転倒が起こりやすくなります。
【選択肢別解説】
1:○ 寝室はトイレに近い場所が望ましいです。
高齢者は夜間にトイレに行く回数が増えやすく、移動距離が短いほど転倒の危険が減ります。
2:× 寝室を玄関と別の階にするのは不適切です。
階段の上り下りが必要になり、転倒の危険や外出の負担が増えます。
3:× 80dBは、うるさい電車の車内に相当する大きな音です。
睡眠を妨げない寝室の夜間の騒音は、静かな住宅地の夜程度(40dB程度)以下が望ましいとされます。
4:× ベッドを照明の真下に置くと、仰向けに寝たときに光が直接目に入りまぶしくなります。
照明は寝ている人の目に直接入らない位置に配置します。
5:× 壁紙と手すりを同色にすると、手すりが見分けにくくなります。
視力が低下した高齢者にもわかるよう、手すりは壁と異なる色にします。
【ポイント】
高齢者の住まいでは、寝室・トイレ・浴室を同じ階に近接して配置するのが基本です。
色のコントラストや足元灯の設置など、視覚機能の低下を補う工夫も大切です。