近年、人と人、人と社会とがつながり、一人ひとりが生きがいや役割をもち、助け合いながら暮らしていくことのできる、包摂的なコミュニティ、地域や社会を創るという考え方が示されている。
この考え方を表すものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答5
解説
正解は5です。
問題文の「人と人、人と社会がつながり、一人ひとりが生きがいや役割をもち、助け合いながら暮らしていく」「包摂的なコミュニティ」は、地域共生社会の説明です。
地域共生社会は、制度や分野ごとの「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域で支え合う社会を目指す考え方として示されています。
【選択肢別解説】
1:× ナショナルミニマムは、国が国民に保障する最低限度の生活水準のことです。
包摂的なコミュニティづくりの考え方ではありません。
2:× バリアフリー社会は、障害のある人などの生活の妨げとなる物理的・制度的・心理的な障壁を取り除いた社会のことです。
問題文の考え方そのものを表す言葉ではありません。
3:× 介護の社会化は、家族が担ってきた介護を社会全体で支えるという考え方です。
介護保険制度創設の理念として示されました。
4:× 生涯現役社会は、年齢にかかわらず働き続けたり活躍したりできる社会のことです。
主に高齢者の就労や社会参加に関する考え方です。
5:○ 地域共生社会は、地域住民や多様な主体がつながり、一人ひとりが役割をもって支え合う社会を目指す考え方です。
問題文の内容と一致します。
【ポイント】
地域共生社会のキーワードは「つながり」「支え手と受け手を超える」「我が事・丸ごと」「包摂」です。
2017年(平成29年)の社会福祉法改正で、地域共生社会の実現に向けた地域福祉の推進が位置づけられました。