正答2
解説
正解は2です。
終末期で終日臥床している人は、体力が低下し、呼吸や循環の働きも弱っています。
心身への負担をできるだけ少なくし、苦痛を和らげて安楽に過ごせるように支援することが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 肩までお湯につかると、水圧で心臓や肺に負担がかかります。
体力が低下した人には、半身浴やシャワー浴、清拭などを考えます。
2:○ 半座位にすると、横隔膜が下がって肺が広がりやすくなり、呼吸が楽になります。
息苦しさを和らげる適切な対応です。
3:× 窓を閉めたままにすると空気がこもり、息苦しさや不快感が増すことがあります。
体を冷やさないよう配慮しながら、適宜換気をします。
4:× 会話は、本人にとって大切な心の支えになります。
疲れすぎないよう配慮しながら、本人の希望に応じて会話をします。
5:× 息を止めて強くいきむと、血圧が上がり、心臓に負担がかかります。
息を吐きながら軽く腹圧をかけるように勧めます。
【ポイント】
終末期の介護は「苦痛の緩和」と「安楽」が中心です。
呼吸が苦しいときは、半座位(ファーラー位)や起座位など、上半身を起こした姿勢をとります。