第108回 看護師国家試験 午前問45
救急外来を受診した成人患者で、治療の緊急度が最も高いのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
「数時間前からの右上下肢麻痺・構音障害」が正しい。
片側上下肢の脱力(麻痺)・構音障害(ろれつ困難)は脳卒中(脳梗塞・脳出血)の典型的症状であり、t-PA静注療法の適応時間(発症4.5時間以内)と血栓回収療法の時間制限(発症16〜24時間以内)に間に合うかが予後を左右する。
FAST(Face・Arm・Speech・Time)でスクリーニングし、ただちにCT/MRIで出血を除外して血栓溶解療法を検討する。
選択肢2の食欲不振・不眠は急性期では緊急度は低い、3の日焼け(軽度熱傷)は局所処置で対応可能、4の風邪薬の数倍量服用は中毒の評価は必要だが、緊急度では脳卒中疑いに劣る。
トリアージは生命危機・治療時間制限の有無を基準に判断する。まとめて解く
第108回を通しで解く(240問)→
この回の他の問題
第108回 看護師国家試験 の全240問を見る →