第115回 看護師国家試験 午後問160
一次救命処置〈BLS〉で心停止と判断するのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
一次救命処置(BLS)では反応がなく、正常な呼吸がないか、または死戦期呼吸(あえぎ呼吸、gasping)のみの場合に心停止と判断し、直ちに胸骨圧迫を開始する。
死戦期呼吸は心停止直後にみられる不規則で努力性の呼吸様運動で、これを正常呼吸と誤認してCPR開始を遅らせないことが救命率向上の鍵である。
10秒以内に判断し、迷ったら胸骨圧迫を開始するのが原則である。
1の奇脈は吸気時に収縮期血圧が10mmHg以上低下する所見で心タンポナーデや重症喘息など、2の昏睡は意識障害だが心停止とは限らない、4の四肢チアノーゼは末梢循環不全の徴候で心停止判断の決定的所見ではない。
胸骨圧迫の質(深さ5〜6cm、テンポ100〜120回/分、完全な解除)も救命率に影響する重要要素である。まとめて解く
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