正答1
解説
正解は1。
住宅用分電盤の構成機器の所有区分、漏電遮断器の中性線欠相保護機能、感震ブレーカーの仕組みと内線規程上の位置付けを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 分電盤内の漏電遮断器(漏電ブレーカー)と配線用遮断器(安全ブレーカー)は、需要家(住戸の所有者)の所有物です。
電力会社の所有物とされるのは、契約電流を超えると遮断する電流制限器(サービスブレーカー、アンペアブレーカー)です。
「電力会社の所有物である」とする点が誤りです。
2:○ 内線規程では、単相3線式電路に施設する漏電遮断器は、中性線欠相保護機能付きのものとすることが望ましいとされています。
中性線が欠相すると100V機器に異常電圧がかかるおそれがあるためです。
3:○ 感震遮断機能付住宅用分電盤は、揺れを感知すると警報を発し、避難や照明確保の時間をとるため一定時間(3分程度)を経過してから電気を遮断するものです。
4:○ 内線規程では、「地震時等に著しく危険な密集市街地」の住宅などには、感震遮断機能付住宅用分電盤を施設することが勧告的事項とされています。
【ポイント】
分電盤のうち電力会社のものは「電流制限器(アンペアブレーカー)」だけです。
漏電ブレーカー・安全ブレーカーは居住者側の設備です。