正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
カルシウムの吸収を左右する因子と、血中カルシウム濃度の調節を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
カルシウムは、主に十二指腸で能動輸送により吸収され、受動輸送でも吸収されます。
2:× 正しい記述です。
活性型ビタミンDは、腸管でカルシウム結合たんぱく質の合成を促し、吸収を高めます。
3:× 正しい記述です。
カルシウムの吸収率は、乳児や成長期で高く、高齢になると低下します。
4:× 正しい記述です。
シュウ酸はカルシウムと結合して不溶性の塩をつくり、吸収を阻害します。
5:○ 誤った記述です。
カルシトニンは、骨吸収を抑えて血中カルシウム濃度を上昇ではなく低下させます。
血中カルシウム濃度を上昇させるのは、副甲状腺ホルモン(PTH)と活性型ビタミンDです。
【ポイント】
カルシトニンは甲状腺から、副甲状腺ホルモンは副甲状腺から分泌され、互いに逆の作用をもちます。
フィチン酸やリンの過剰摂取も、カルシウムの吸収を妨げます。