正答4
解説
正解は4です。
成長・発達・加齢に伴う身体の変化を問う問題です。
スキャモンの発育曲線や、高齢期の感覚機能の変化を押さえておく必要があります。
【選択肢別解説】
1:× 低出生体重児とは、出生体重が3,000g未満ではなく2,500g未満の児をいいます。
1,500g未満は極低出生体重児、1,000g未満は超低出生体重児です。
2:× リンパ組織の機能的成長は、学童期で最低になるのではなく最高になります。
スキャモンの発育曲線のリンパ型は、思春期前の12歳頃に成人の約2倍に達し、その後低下します。
3:× 1年間の体内カルシウム蓄積量は、成人期ではなく思春期(12〜14歳頃)に最大となります。
骨の成長が最も盛んな時期だからです。
4:○ 塩味の閾値は、高齢者で上昇します。
加齢により味蕾の数や味覚の感受性が低下し、濃い味でないと塩味を感じにくくなるからです。
5:× 唾液の分泌量は、高齢者で増加するのではなく減少します。
唾液腺の萎縮や服用している薬の影響で、口が渇きやすくなります。
【ポイント】
スキャモンの発育曲線は、一般型・神経型・リンパ型・生殖型の4つの型で発育の時期の違いを示したものです。
高齢者は塩味を感じにくいため食塩のとりすぎにつながりやすく、だしや酸味を生かした味付けの工夫が大切です。