正答4
解説
正解は4です。
セリエの汎適応症候群では、ストレス応答は警告反応期・抵抗期・疲憊期の順に進みます。
抵抗期はストレスに適応して抵抗力が高まった時期で、副腎皮質ホルモンと交感神経の働きで代謝が亢進します。
【選択肢別解説】
1:× 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌は、低下ではなく亢進します。
ACTHの作用でコルチゾールの分泌が増え、ストレスに対抗します。
2:× 交感神経の活動は、減弱ではなく亢進します。
カテコールアミンの分泌が増え、心拍数や血糖値が上がります。
3:× エネルギー代謝は、抑制ではなく亢進します。
ストレスに対抗するためにエネルギー消費が増えます。
4:○ 遊離脂肪酸の生成は増加します。
カテコールアミンやコルチゾールが脂肪組織の脂肪分解を促し、エネルギー源として遊離脂肪酸を供給するためです。
5:× 尿中窒素排泄量は、減少ではなく増加します。
コルチゾールの作用で筋たんぱく質の分解が進み、窒素出納が負に傾くためです。
【ポイント】
抵抗期は「異化亢進」の状態で、糖新生・脂肪分解・たんぱく質分解がそろって亢進します。
ストレス下では、エネルギーとたんぱく質の必要量が増えることを栄養管理に結びつけて覚えます。