正答3
解説
正解は3です。
栄養素の代謝の最終産物と、酵素反応の性質(至適pH)を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× グルコースは代謝されると、尿素ではなく二酸化炭素と水になります。
尿素は、アミノ酸の窒素から作られる最終産物です。
2:× 脂肪酸は代謝されると、アンモニアではなく二酸化炭素と水になります。
アンモニアは、アミノ酸のアミノ基が外れて生じるものです。
3:○ 酵素反応の速度は、至適pHで最大となります。
pHが変わると酵素たんぱく質の荷電状態や立体構造が変わり、活性が低下するためです。
4:× トリプシンの至適pHは、酸性領域ではなく弱アルカリ性領域(pH8前後)にあります。
トリプシンは膵液に含まれ、小腸で働く消化酵素です。
5:× ペプシンの至適pHは、アルカリ性領域ではなく酸性領域(pH2前後)にあります。
ペプシンは、胃酸で強い酸性になった胃の中で働きます。
【ポイント】
酵素は至適pHと至適温度で最もよく働きます。
ペプシンは酸性の胃、トリプシンは弱アルカリ性の小腸で働くと覚えましょう。