正答3
解説
正解は3です。
牛乳の糖質、脂質、たんぱく質の特徴と殺菌方法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 牛乳の主な糖質は、マンノースではなくラクトース(乳糖)です。
2:× 牛乳の主な脂質は、リン脂質ではなくトリアシルグリセロール(中性脂肪)です。
3:○ 牛乳の脂質には、中鎖脂肪酸が含まれているのが特徴です。
乳脂肪には、ほかの多くの食品の脂質には少ない短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸が比較的多く含まれます。
4:× 加熱で変性しやすいたんぱく質は、カゼインではなく乳清たんぱく質です。
β-ラクトグロブリンなどの乳清たんぱく質は熱で変性し、牛乳を温めたときの表面の膜にも関わります。
カゼインは熱に比較的強く、酸や凝乳酵素(レンネット)で凝固します。
5:× LL牛乳(ロングライフミルク)は、低温長時間殺菌法ではなく超高温滅菌法で処理されます。
超高温で短時間滅菌した後、無菌的に充填するため、常温で長期保存できます。
【ポイント】
牛乳たんぱく質の約8割はカゼインで、熱に強く酸で凝固します。
乳清たんぱく質は熱で変性しやすく、カゼインとの違いがよく問われます。