正答2
解説
正解は2です。
ビタミンCの性質、働き、欠乏症を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ビタミンCは水溶性ビタミンなので、体内に蓄積しにくい性質です。
余分なビタミンCは尿中に排泄されます。
2:○ ビタミンC(アスコルビン酸)は、還元作用を持ちます。
自らが酸化されることでほかの物質を還元し、抗酸化物質として働きます。
3:× ビタミンCは、非ヘム鉄の吸収を抑制するのではなく促進します。
3価鉄を吸収されやすい2価鉄に還元するためです。
4:× ビタミンCが欠乏すると、血液凝固が亢進するのではなく、出血しやすくなります。
コラーゲンの合成が障害されて血管がもろくなり、歯ぐきや皮下の出血が起こります(壊血病)。
5:× ビタミンCは、腸内細菌によって合成されません。
ヒトは体内でビタミンCを合成できないため、食事から摂取する必要があります。
腸内細菌が合成するのは、ビタミンKや一部のビタミンB群です。
【ポイント】
ビタミンCは、コラーゲン合成、抗酸化作用、非ヘム鉄の吸収促進に関わります。
欠乏症は壊血病で、出血傾向や傷の治りの遅れがみられます。