正答3
解説
正解は3です。
栄養アセスメントの指標を、静的指標と動的指標に分ける問題です。
動的指標は短期間の栄養状態の変化を反映する指標で、半減期の短いたんぱく質などが用いられます。
【選択肢別解説】
1:× BMI(体格指数)は、動的指標ではなく静的指標です。
長期間の栄養状態の結果として現れる体格を評価します。
2:× 上腕三頭筋部皮下脂肪厚は、動的指標ではなく静的指標です。
体脂肪の蓄積量を推定する身体計測の指標です。
3:○ 血清トランスフェリン値は、動的指標です。
トランスフェリンは半減期が約7〜10日と短く、短期間の栄養状態の変化を反映します。
レチノール結合たんぱく質やトランスサイレチン(プレアルブミン)も同じく動的指標です。
4:× クレアチニン身長係数は、動的指標ではなく静的指標です。
尿中クレアチニン排泄量から筋肉量を推定する指標です。
5:× 遅延型皮膚過敏反応は、動的指標ではなく静的指標です。
細胞性免疫の状態を評価し、低栄養で反応が弱くなります。
【ポイント】
半減期が短いたんぱく質(RTP:Rapid Turnover Protein)は、レチノール結合たんぱく質、トランスサイレチン、トランスフェリンです。
アルブミンは半減期が約21日と長いため、静的指標に分類されます。