正答4
解説
正解は4です。
幼児期・学童期の肥満とやせの特徴、評価の基準、対応の方法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 幼児期の肥満は二次性肥満が多いのではなく、ほとんどが原発性(単純性)肥満です。
過食や運動不足など生活習慣によるものが大部分を占めます。
2:× 幼児期の肥満では、厳しいエネルギー制限は行いません。
成長期の発育を妨げないよう、生活習慣の改善を中心に、身長の伸びに合わせて肥満度を下げていきます。
3:× 小児メタボリックシンドロームの診断基準では、腹囲の基準は男女で異なりません。
男女とも中学生は80 cm以上、小学生は75 cm以上が基準で、腹囲を身長で割った値が0.5以上の場合も該当とします。
4:○ 学童期では、肥満度が−20%以下の場合を痩身傾向児と判定します。
肥満度は(実測体重 − 身長別標準体重)÷ 身長別標準体重 × 100で求め、+20%以上は肥満傾向児とします。
5:× 学童期にも内臓脂肪の蓄積はみられます。
だからこそ小児にもメタボリックシンドロームの診断基準が設けられています。
【ポイント】
学校保健統計では、肥満度+20%以上を肥満傾向児、−20%以下を痩身傾向児とします。
幼児期は肥満度+15%以上を肥満と判定する点が学童期と異なります。