正答1
解説
正解は1です。
糖新生の材料と、糖質摂取がたんぱく質やビタミンB1に与える影響を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 空腹時には、脂肪組織のトリグリセリドが分解されてグリセロールが放出されます。
グリセロールは肝臓で糖新生の材料となり、グルコースの合成に利用されます。
2:× ロイシンはケト原性アミノ酸で、代謝されるとアセチルCoAやアセト酢酸になります。
そのため、糖新生の材料にはなりません。
3:× パルミチン酸などの偶数個の炭素をもつ脂肪酸は、β酸化でアセチルCoAになります。
アセチルCoAからグルコースは合成できないため、糖新生には利用されません。
4:× 糖質を十分に摂取すると、糖新生のための体たんぱく質の分解が抑えられます。
これをたんぱく質節約作用といい、分解は促進ではなく抑制されます。
5:× ビタミンB1は、糖質の代謝に必要な補酵素の材料です。
そのため、糖質の摂取量が増えるとビタミンB1の必要量は減少ではなく増加します。
【ポイント】
糖新生の材料は、乳酸・ピルビン酸、糖原性アミノ酸、グリセロールです。
ケト原性のみのアミノ酸は、ロイシンとリシンです。