「食品は、家族で週末にまとめ買いをしているが、つい買い過ぎて無駄にしてしまう。」と悩んでいる人に対する、買い過ぎを防ぐための働きかけである。
意思決定バランスの考え方を用いた支援として、最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4です。
意思決定バランスとは、行動を変えることの利益(恩恵)と不利益(負担)を比べる考え方です。
トランスセオレティカルモデルの構成概念で、利益を負担より大きく感じると行動変容が進みます。
【選択肢別解説】
1:× 家にある食品と消費量・購入量を確認するのは、自分の行動を記録・把握するセルフモニタリングです。
利益と負担を比べる働きかけではありません。
2:× 空腹でない時に買い物へ行くのは、買い過ぎのきっかけとなる空腹という刺激を避ける刺激統制です。
意思決定バランスの考え方とは異なります。
3:× 子どもの前で買い過ぎないと宣言するのは、周囲に決意を表明する自己の解放(コミットメント)です。
意思決定バランスの考え方とは異なります。
4:○ 無駄を出さないことが子どもに与える影響を考えるのは、行動を変えることで得られる利益に気づかせる働きかけです。
恩恵を大きく感じさせるので、意思決定バランスを用いた支援として適当です。
5:× 購入食品のリストを作り、使った金額を記録するのはセルフモニタリングです。
利益と負担を比べさせる働きかけではありません。
【ポイント】
意思決定バランスでは「変えると何が良いか」「何が大変か」を書き出させ、恩恵を増やし負担を減らすよう支援します。
記録はセルフモニタリング、きっかけを避けるのは刺激統制と区別します。