社員食堂に勤務する管理栄養士が、減塩メニューの利用者を増やすために、ナッジを活用するフレームワークである「EAST」の「T:Timely(タイムリー)」を用いた取組を考えた。
最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答3
解説
正解は3です。
EAST(イースト)は、ナッジを設計するための4つの視点の頭文字です。
Easy(簡単に)、Attractive(魅力的に)、Social(社会的に)、Timely(タイムリーに)を表します。
Timely は、人が行動を変えやすい時期をとらえて働きかけることです。
【選択肢別解説】
1:× 「数量限定」と書くのは、希少性を示して選びたくなるようにする工夫です。
Timely ではなく、Attractive(魅力的に)に当たります。
2:× 「みんなに選ばれています」と示すのは、多くの人が選んでいるという社会規範を利用する工夫です。
Timely ではなく、Social(社会的に)に当たります。
3:○ 健診の案内の時期は、社員が自分の健康を意識しやすいタイミングです。
その時期に合わせてキャンペーンを打つことは、Timely を用いた取組として適当です。
4:× 日替わり定食の主菜を減塩にするのは、特に意識しなくても減塩メニューを選ぶことになるデフォルトの工夫です。
Timely ではなく、Easy(簡単に)に当たります。
5:× 全てのメニューを減塩にすると、利用者に選択の余地がなくなります。
ナッジは選択の自由を残すことが前提なので、Timely の取組とはいえません。
【ポイント】
EAST は英国の行動洞察チームが示した枠組みです。
健診・入学・転居など生活の節目は、Timely の働きかけに適した時期です。