集団 A と集団 B のスクリーニング結果を比較した(表)。
集団 B の方が高い指標として、最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
表 集団Aと集団Bのスクリーニング結果と疾病状況
集団A:スクリーニング試験陽性-疾病あり25人・疾病なし50人/スクリーニング試験陰性-疾病あり5人・疾病なし450人
集団B:スクリーニング試験陽性-疾病あり250人・疾病なし50人/スクリーニング試験陰性-疾病あり50人・疾病なし450人
敏感度 特異度 偽陽性率 陽性反応的中度 陰性反応的中度 購入状況を確認しています… 正答 4
解説 正解は4です。
2つの集団でスクリーニングの指標を計算して比べる問題です。
集団Aは疾病あり30人(陽性25・陰性5)、疾病なし500人(陽性50・陰性450)です。
集団Bは疾病あり300人(陽性250・陰性50)、疾病なし500人(陽性50・陰性450)です。
【計算】
敏感度=真陽性÷疾病あり:A=25÷30≒83.3%、B=250÷300≒83.3%
特異度=真陰性÷疾病なし:A=450÷500=90%、B=450÷500=90%
偽陽性率=偽陽性÷疾病なし:A=50÷500=10%、B=50÷500=10%
陽性反応的中度=真陽性÷陽性者:A=25÷75≒33.3%、B=250÷300≒83.3%
陰性反応的中度=真陰性÷陰性者:A=450÷455≒98.9%、B=450÷500=90%
【選択肢別解説】
1:× 敏感度は、両集団とも約83.3%で同じです。
2:× 特異度は、両集団とも90%で同じです。
3:× 偽陽性率は、両集団とも10%で同じです。
4:○ 陽性反応的中度は、集団Bが約83.3%で、集団Aの約33.3%より高いです。
集団Bは有病率が高いため、陽性者のうち本当に疾病がある人の割合が高くなります。
5:× 陰性反応的中度は、集団Aの約98.9%の方が高く、集団Bは90%です。
【ポイント】
敏感度・特異度は検査そのものの性能で、有病率に左右されません。
一方、陽性反応的中度は有病率が高い集団ほど高くなり、陰性反応的中度は低くなります。