正答4
解説
正解は4です。
血管系とリンパ系の構造、血液の酸素・二酸化炭素の量、リンパの流れを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 静脈は壁が薄く伸びやすいため、多くの血液をためることができます。
全血液量の約7割は静脈系にあり、静脈の容量は動脈より大きいです。
2:× 肺静脈は、肺でガス交換を終えた血液を左心房へ運びます。
二酸化炭素は少なく酸素を多く含むので、下大静脈の血液より二酸化炭素は少ないです。
3:× 毛細血管と毛細リンパ管は直接つながっていません。
毛細血管からしみ出た組織液の一部が、毛細リンパ管に入ってリンパ液となります。
4:○ リンパ液は、途中にあるリンパ節を通過する際に濾過されます。
リンパ節では細菌や異物が捕らえられ、リンパ球などによる免疫反応が起こります。
5:× 胸管は、左鎖骨下静脈と左内頸静脈の合流部である左静脈角で静脈に流入します。
右静脈角に流入するのは右リンパ本幹です。
【ポイント】
下半身と左上半身のリンパは胸管に集まり左静脈角へ、右上半身のリンパは右リンパ本幹から右静脈角へ流入します。
小腸で吸収された脂質(キロミクロン)もリンパ管から胸管を通って静脈に入ります。