中核市である K 市保健所健康推進課に勤務する管理栄養士である。
K 市では、男性壮年期の肥満者の割合が高い。
このため、K 市健康増進計画では、 食環境整備の一環として、食事の提供を通じて身体状況の改善を図る事業所特定給食施設の割合の増加を目標としている。
そこで、管内の事業所特定給食施設(25施設)を対象に、目標達成に向けた支援を行うことになった。
設問 196の実施を促すため、事業所特定給食施設の担当者と給食受託会社側の担当者を対象とした研修会を開催することになった。
初回の研修内容として、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答1
解説
正解は1です。
設問196で、給食施設が利用者のやせ・肥満者の割合を把握し、それを食事提供に生かすよう促すことになりました。
初回の研修では、なぜ身体状況の把握が必要か、それを給食運営にどう生かすかを、具体的に理解してもらうことが大切です。
参加者は事業所の担当者と受託会社の担当者で、多くの施設には栄養士が配置されていません。
【選択肢別解説】
1:○ 利用者の身体状況を給食運営に反映させた事例を紹介し、グループワークで自施設に当てはめて考えることで、取組の意義と方法を具体的に理解できます。
設問196の実施を促す初回研修として最も適切です。
2:× 肥満者への食事指導に給食を活用する取組は、身体状況を把握したうえでの応用的な段階です。
初回の研修内容としては早すぎます。
3:× ナッジを活用した食事提供は、身体状況に基づく食事計画ができてから取り入れる工夫です。
初回の内容としては優先度が低いです。
4:× 摂取量把握のアプリ活用は、給食の評価に関する内容です。
身体状況の把握を促すという目的からずれています。
【ポイント】
研修は、目的に直結する基本的な内容から始め、事例とグループワークで自施設での実践につなげます。