修了試験 2018-06-10実施分 基本情報技術者試験 問16
四つのジョブA〜Dを次の条件で実行し印刷する。 全ての印刷が完了するのは,ジョブを起動してから何秒後か。 〔条件〕 (1) ジョブは一斉に起動され,多重度1で実行される。 (2) 優先順位はAが最も高く,B,C,Dの順に低くなる。 (3) 各ジョブの実行後,スプーリング機能が1台のプリンタを用いて逐次印刷を行う。 (4) 各ジョブを単独で実行した場合の実行時間と印刷時間は,表のとおりである。 (5) その他のオーバヘッドは考慮しない。 単位:秒 ジョブ|実行時間|印刷時間 A|50|50 B|30|40 C|20|30 D|40|20
正答3
解説
正解は3です。 多重度1なので、ジョブは優先順位A、B、C、Dの順に1つずつ実行されます。 各ジョブの印刷は実行完了後にスプーリングで行われ、プリンタは1台なので印刷も1つずつ順番に行われます。 印刷は、ジョブの実行完了とプリンタの空きの両方がそろった時点で開始されます。 【計算】 実行はAが0〜50秒、Bが50〜80秒、Cが80〜100秒、Dが100〜140秒です。 Aの印刷は実行完了の50秒から始まり、100秒に終わります。 Bは80秒に実行が終わりますが、プリンタが空く100秒から印刷し、140秒に終わります。 Cは100秒に実行が終わりますが、プリンタが空く140秒から印刷し、170秒に終わります。 Dは140秒に実行が終わりますが、プリンタが空く170秒から印刷し、190秒に終わります。 したがって全印刷の完了は190秒後です。 【選択肢別解説】 1:× 100秒は、Aの印刷完了またはCの実行完了の時刻にすぎず、全体の完了ではありません。 2:× 160秒は、Dの実行が終わる140秒にDの印刷時間20秒をそのまま足した値です。 実際にはプリンタが170秒までCの印刷に使われているので、Dの印刷は170秒から始まり190秒に終わります。 3:○ 印刷がプリンタ1台で逐次行われるため、最後のDの印刷が190秒後に完了します。 4:× 280秒は、実行時間と印刷時間をすべて単純に足した値です。 実行と印刷は並行して進むので、合計より短くなります。 【ポイント】 スプーリングを使うと、ジョブの実行と印刷を並行して進められます。 実行のタイムラインと印刷のタイムラインを分けて書き、印刷開始は「実行完了」と「プリンタの空き」の遅いほうになることに注意しましょう。まとめて解く
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