修了試験 2020-12-13実施分 基本情報技術者試験 問72
ある工場では表に示す3製品を製造している。 実現可能な最大利益は何円か。 ここで,各製品の月間需要量には上限があり,また,製造工程に使える工場の時間は月間200時間までで,複数種類の製品を同時に並行して製造することはできないものとする。 /製品X|製品Y|製品Z 1個当たりの利益(円)/1,800|2,500|3,000 1個当たりの製造所要時間(分)/6|10|15 月間需要量上限(個)/1,000|900|500
正答4
解説
正解は4です。 工場の時間には月200時間という上限があり、製品は同時に作れません。 そのため、利益を最大にするには、製造時間1分当たりの利益が大きい製品から優先して、需要の上限まで作るのが基本です。 1分当たりの利益を比べ、時間の範囲内で生産量を決めます。 【計算】 使える時間は、200時間×60分=12,000分です。 1分当たりの利益は、製品Xが1,800÷6=300円、製品Yが2,500÷10=250円、製品Zが3,000÷15=200円です。 最も効率の良い製品Xを需要上限の1,000個作ると、6×1,000=6,000分かかり、利益は1,800×1,000=1,800,000円です。 残りの時間は、12,000-6,000=6,000分です。 次に効率の良い製品Yは、6,000÷10=600個作れます(需要上限900個以内)。 製品Yの利益は、2,500×600=1,500,000円です。 最大利益は、1,800,000+1,500,000=3,300,000円です。 【選択肢別解説】 1:× 2,625,000円は、1個当たりの利益が大きい順に、製品Zを500個(7,500分)、残り4,500分で製品Yを450個作った場合の値です。 時間の制約がある場合は、1個当たりではなく1分当たりの利益で優先順位を決めます。 2:× 3,000,000円は、製品Xを1,000個作った後、残り6,000分で製品Zを400個作った場合の値です。 製品Zより1分当たりの利益が大きい製品Yを作るべきです。 3:× 3,150,000円は、製品Yを900個(9,000分)作った後、残り3,000分で製品Xを500個作った場合の値です。 1分当たりの利益が最も大きい製品Xを優先しないと最大になりません。 4:○ 製品Xを1,000個、製品Yを600個作ると、時間をちょうど12,000分使い切り、利益は3,300,000円で最大になります。 【ポイント】 制約となる資源(ここでは時間)がある場合は、「その資源1単位当たりの利益」が大きい順に割り当てます。 1個当たりの利益の大きさだけで判断しないことが大切です。まとめて解く
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