修了試験 2021-07-25実施分 基本情報技術者試験 問77
図は,定量発注方式の在庫モデルを表している。 発注aの直後に使用量の予測が変わって,納品aの直前の時点における在庫量予測が安全在庫量Sから①で示されるXになるとき,発注a時点での発注量Eに対する適切な変更はどれか。 ここで,発注直後の発注量の変更は可能であり,納品直後の在庫量は最大在庫量を超えてはならないものとする。 (在庫量の推移グラフは図を参照:発注a→納品a→発注b→納品bの周期で在庫量が最大在庫量から安全在庫量Sまで減少し発注点Kで発注する鋸波形)

正答4
解説
正解は4です。 図は、在庫量が最大在庫量から一定の割合で減り、発注点Kに達した時点(発注a)で発注量Eを発注し、調達期間の後に安全在庫量Sの水準で納品される様子を表しています。 当初の計画では、納品直前の在庫がSで、納品直後はS+Eが最大在庫量になります。 図の①は、納品aの直前の在庫量が、予測の変更によりSより多いXになることを示しています。 【計算】 当初の計画では、最大在庫量=S+Eです。 予測変更後に発注量をEのまま納品すると、納品直後の在庫量はX+Eです。 XはSより大きいので、X+EはS+Eを超え、最大在庫量を超えてしまいます。 納品直後をちょうど最大在庫量にするには、発注量をE-(X-S)にすればよいことになります。 つまり、発注量EからX-Sだけを取り消せばよいことになります。 【選択肢別解説】 1:× E+S-Xを追加発注すると、納品直後の在庫量はX+E+(E+S-X)=S+2Eになります。 最大在庫量S+EをEだけ超えてしまいます。 2:× K+S-Xを追加発注すると、納品直後の在庫量はX+E+(K+S-X)=S+E+Kになります。 最大在庫量S+EをKだけ超えてしまいます。 3:× K-Xだけ取り消すと、納品直後の在庫量はX+E-(K-X)になります。 これがS+Eに等しくなるのはK-XとX-Sが等しい場合だけで、一般には最大在庫量と一致しません。 4:○ X-Sだけ取り消すと、納品直後の在庫量はX+E-(X-S)=S+Eとなり、ちょうど最大在庫量になります。 【ポイント】 定量発注方式は、在庫が発注点まで減ったら、あらかじめ決めた一定量を発注する方式です。 予測より在庫が多く残る場合は、その増えた分(X-S)だけ発注量を減らすと考えると分かりやすくなります。まとめて解く
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