正答1
解説
正解は1です。
大脳の一次体性感覚野(中心後回)の体部位局在(Penfieldの感覚の小人)を問う問題です。
図は片側の大脳を前額断で見たもので、左端の縦の線が大脳縦裂に面した内側面、右へ回り込む曲線が外側面です。
【選択肢別解説】
1:○ ①は大脳縦裂に面した内側面です。
足や陰部の感覚は、中心後回が内側面へ回り込んだ部分(中心傍小葉)に配置されています。
2:× ②は半球の頂部付近で、下肢から体幹の領域にあたります。
足は頂部よりさらに内側面に入った位置に配置されます。
3:× ③は頂部からやや外側の部分で、体幹から上肢の領域にあたります。
足の領域ではありません。
4:× ④は外側面の中ほどで、手や手指の領域にあたります。
手指は広い面積を占めています。
5:× ⑤は外側面の下方で、顔面や口唇の領域にあたります。
さらに下方の外側溝付近には舌や咽頭の領域があります。
【ポイント】
体性感覚野は内側から外側へ「足・下肢・体幹・上肢・手・顔・口」の順に並びます。
運動野も同じ並びで、前大脳動脈の梗塞で下肢に強い麻痺や感覚障害が出る理由になります。