正答2
解説
正解は2です。
関節リウマチで起こりやすい脊椎病変を問う問題です。
関節リウマチの滑膜炎は四肢の関節だけでなく、上位頸椎の関節にも起こります。
【選択肢別解説】
1:× 黄色靱帯骨化症は、主に胸椎の黄色靱帯が骨化して脊髄を圧迫する疾患です。
関節リウマチとは別の疾患です。
2:○ 環軸椎亜脱臼が最も多い脊椎病変です。
環椎と軸椎の関節を支える横靱帯が滑膜炎で弱くなり、環椎が前方へずれて頸部痛や脊髄圧迫を起こします。
3:× 後縦靱帯骨化症は、頸椎に多い靱帯の骨化による疾患です。
関節リウマチの病変ではありません。
4:× 脊柱側弯は、特発性や神経筋疾患、加齢変性などで生じます。
関節リウマチに特徴的な病変ではありません。
5:× 腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板の髄核が後方へ脱出する疾患です。
関節リウマチに特有の病変ではありません。
【ポイント】
環軸椎亜脱臼がある患者では、頸部の過度な前屈を避け、首を急に曲げる動作に注意します。
関節リウマチの頸椎病変は、環軸椎亜脱臼、垂直亜脱臼、軸椎下亜脱臼の3つが代表的です。