正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
超音波療法は、プローブから出る超音波の振動で組織を温めたり(温熱作用)、細胞に刺激を与えたり(非温熱作用)する物理療法です。
周波数と深達度の関係、照射方法、禁忌を押さえる必要があります。
【選択肢別解説】
1:× 周波数は深達度に影響します。
1MHzは深部まで届き、3MHzは浅い部位に吸収されるので、周波数が高いほど深達度は浅くなります。
2:○ 成長期の骨端線(成長軟骨板)に照射すると、骨の成長に影響するおそれがあります。
そのため照射は避けます。
3:× 水中法でも、水が超音波を伝える媒体となるため温熱効果は得られます。
凹凸のある手足などに適した照射方法です。
4:○ 骨セメント(人工関節の固定に用いる樹脂)は超音波のエネルギーを吸収しやすく、過度に加熱されるおそれがあります。
そのため照射を避けます。
5:× 超音波は空気中ではほとんど伝わらないため、プローブと皮膚の間に空気が入らないようにします。
ゲルなどを介してプローブを皮膚に密着させて照射します。
【ポイント】
超音波療法の禁忌には、悪性腫瘍、成長期の骨端線、妊婦の腹部、眼球、骨セメント部、ペースメーカー部などがあります。
1MHzは深部(約3〜5cm)、3MHzは浅部(約1〜2cm)と覚えましょう。