正答3
解説
正解は3です。
腹圧性尿失禁は、咳・くしゃみ・重い物を持つなどで腹圧が上がったときに尿が漏れる状態です。
尿道を締める力の低下が原因なので、それを支える筋群を強化します。
【選択肢別解説】
1:× 腹筋群は腹圧を高める筋群です。
強化しても尿道を閉じる力は高まらず、優先すべき筋群ではありません。
2:× 殿筋群は股関節の伸展や外転に働く筋群です。
尿道の閉鎖には直接関与しないので、優先すべき筋群ではありません。
3:○ 骨盤底筋群(肛門挙筋や尿道括約筋など)は膀胱・尿道を下から支え、尿道を締めます。
出産や加齢でこの筋群が弱くなることが腹圧性尿失禁の主な原因なので、最も優先して鍛えます。
4:× 脊柱起立筋群は体幹の伸展に働く筋群です。
尿道の閉鎖には直接関与しないので、優先すべき筋群ではありません。
5:× 股関節外旋筋群は股関節の外旋に働く筋群です。
骨盤底に近い筋もありますが、尿道を閉じる主な筋ではなく、優先すべき筋群ではありません。
【ポイント】
腹圧性尿失禁は経産婦や高齢女性に多く、骨盤底筋訓練が第一選択の運動療法です。
膀胱が勝手に収縮する切迫性尿失禁とは、原因と対応が異なります。