正答4
解説
正解は4です。
てんかんは、脳の神経細胞の過剰な興奮によるてんかん発作を繰り返す慢性の疾患です。
発症率は乳幼児期と高齢期に高い二峰性を示し、高齢者では脳の病気が原因となる症候性てんかんが多くなります。
【選択肢別解説】
1:× てんかん発作には、意識が短時間途切れる欠神発作や、意識が曇って無意識に動作をする焦点意識減損発作など、けいれんを伴わないものがあります。
2:× てんかんの発症率は乳幼児期と高齢期に高く、70歳代の方が30歳代より高くなります。
3:× West症候群(点頭てんかん)は、乳児期、特に生後3〜11か月ころに発症のピークがあります。
3〜5歳ではありません。
4:○ 高齢で初めて発症する症候性てんかんの原因として最も多いのは脳血管障害(脳卒中の後遺症)です。
次いで、認知症などの神経変性疾患や脳腫瘍があります。
5:× てんかん患者の予期しない突然死(SUDEP)は、全身性の強直間代発作がある人で危険性が高くなります。
欠神発作の方が高いのではありません。
【ポイント】
West症候群は、点頭発作、脳波のヒプスアリスミア、精神運動発達の遅れが三徴です。
高齢者のてんかんは、けいれんを伴わず意識障害だけの発作が多く、認知症と間違われやすい点にも注意します。