正答2
解説
正解は2です。
特発性肺線維症は、原因不明の慢性進行性の線維化をきたす間質性肺炎で、特発性間質性肺炎の中で最も多い病型です。
肺が硬くなって膨らみにくくなり、労作時の呼吸困難と乾いた咳が続きます。
【選択肢別解説】
1:× 特発性肺線維症は、特発性間質性肺炎の中で最も予後が悪い病型です。
診断からの生存期間中央値は3〜5年程度とされます。
2:○ 両側の下肺野の背側で、吸気終末に「パチパチ」という細かい捻髪音(fine crackles)を聴取することが多いです。
3:× 主な症状は痰を伴わない乾性咳嗽です。
湿性咳嗽ではありません。
4:× 肺が硬くなって肺活量が減るため、拘束性換気障害を示します。
閉塞性換気障害ではありません。
5:× 経過中に急速に呼吸不全が進む急性増悪を起こすことがあり、死因の重要な原因になります。
稀ではありません。
【ポイント】
特発性肺線維症の特徴は、捻髪音、ばち指、拘束性換気障害、拡散能の低下、運動時の著しい低酸素血症です。
理学療法では、運動時のSpO2低下に注意して酸素投与量や運動強度を調整します。