正答2
解説
正解は2です。
この問題は危険因子でないものを選ぶので、○ が答え(危険因子ではないもの)です。
褥瘡は、骨の突出部に持続的な圧迫がかかり、皮膚と皮下組織の血流が途絶えて生じる損傷です。
圧迫の強さと時間を増やす因子と、組織の耐久性を下げる因子が危険因子になります。
【選択肢別解説】
1:× 低栄養は皮下脂肪や筋肉を減らし、組織の耐久性と創傷治癒力を下げます。
褥瘡の重要な危険因子です。
2:○ 血圧の上昇は褥瘡の危険因子とはされません。
むしろ低血圧で組織の血流が減ると、圧迫に弱くなり褥瘡ができやすくなります。
3:× 体動が減ると同じ部位が長時間圧迫され続けます。
自力で体位を変えられないことは最大の危険因子の一つです。
4:× 局所的な圧迫は褥瘡の直接の原因です。
毛細血管の圧を超える圧迫が続くと組織が阻血に陥ります。
5:× 仙骨部・踵部・大転子部などの骨の突出部位は、圧力が集中しやすい部位です。
褥瘡の好発部位であり危険因子です。
【ポイント】
褥瘡の危険因子は、圧迫・ずれ・湿潤・低栄養・可動性の低下・骨突出などです。
Braden スケールは知覚・湿潤・活動性・可動性・栄養・摩擦とずれの6項目で危険度を評価します。