2026年度 理学療法士国家試験 午前問42

理学療法評価学一般2026年☆ ブックマーク

この問題は「複数正答の救済(公式で1と2、1と3、2と3のいずれの組合せも正解)」として採点から除外されています。

Daniels らの徒手筋力テスト(原著第10 版)において、段階2 を座位で行う筋で正しいのはどれか。 2 つ選べ。

正答1・2

解説

本問は採点除外(公式で1と2、1と3、2と3のいずれの組合せも正解とされた問題)です。 Danielsらの徒手筋力テストでは、段階2は重力の影響を除いた肢位で運動を行わせて評価します。 座位で行えるのは、運動が水平面上で起こり、重力の影響を受けにくい場合です。 公式には棘下筋・三角筋後部・前鋸筋の3つのうち、どの2つを選んでも正解とされました。 【選択肢別解説】 1:○ 棘下筋は肩関節の外旋筋です。 段階2は座位で、上肢を体側につけて肘を曲げ、水平面上で外旋させて評価します。 2:○ 三角筋後部は肩関節の水平外転筋です。 段階2は座位で、上肢を台に乗せて支え、水平面上で水平外転を行わせて評価します。 3:○ 前鋸筋は肩甲骨の外転と上方回旋を担う筋です。 段階2は座位で、検者が上肢を支えた状態で肩甲骨の動きを観察して評価します。 4:× 大腰筋は股関節の屈筋です。 段階2は座位ではなく側臥位で、重力の影響を除いて股関節を屈曲させて評価します。 5:× 縫工筋は股関節の屈曲・外転・外旋と膝関節の屈曲に働きます。 段階2は座位ではなく背臥位で、踵を反対側の下腿に沿わせて滑らせる運動で評価します。 【ポイント】 段階2の肢位は「重力の影響を除いた面で運動できるか」で考えます。 肩の回旋や水平内外転のように座位で水平面上の運動になるものは、段階2を座位で行う代表例です。

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