正答2
解説
正解は2です。
酵素活性の国際単位(U)は、1分間に1 μmolの基質を変化させる酵素量と定義されます。
U/Lは、検体1 Lあたりに換算した活性です。
【計算】
1分間あたりの変化量=50 nmol÷10分=5 nmol/分です。
単位をμmolにそろえると、5 nmol/分=0.005 μmol/分です。
これは検体0.2 mL中の活性なので、1 L(1,000 mL)あたりに換算します。
0.005 μmol/分×(1,000 mL÷0.2 mL)=0.005×5,000=25 μmol/分/Lです。
したがって活性は25 U/Lです。
【選択肢別解説】
1:× 5は、1分間あたりの変化量(5 nmol/分)をそのまま答えた値で、検体量の換算が抜けています。
2:○ 1分間あたりのμmol数を求め、検体1 Lあたりに換算した値が25 U/Lです。
3:× 50は、正しい換算から得られる値ではありません。
1分間あたりに直し、さらに検体量を1 Lあたりに換算すると25になります。
4:× 250は、反応時間の10分で割るのを忘れたときの値です。
0.05 μmolを5,000倍すると250になり、1分間あたりの活性になっていません。
5:× 500は、正しい換算から得られる値ではありません。
国際単位は1分間あたり、検体1 Lあたりで表すことを確認します。
【ポイント】
計算は「時間で割る」「nmolをμmolにする」「検体量をLに換算する」の3段階で行います。
1 U/L=1 μmol/分/Lであり、16.67 nkat/Lに相当します。