正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5です。
培地は水分を含み、成分の中には熱に弱いものもあります。
そのため、培地の性質に合わせて高圧蒸気滅菌か濾過滅菌を選びます。
【選択肢別解説】
1:× ガス滅菌(酸化エチレンガスなど)は、熱に弱い医療器具やプラスチック製品の滅菌に用います。
培地の滅菌には使いません。
2:× 乾熱滅菌は、160〜180℃程度の高温の乾燥空気で行うもので、ガラス器具や金属器具に用います。
水分を含む培地には使えません。
3:○ 濾過滅菌は培地の滅菌に用います。
血清、ビタミン、抗菌薬、尿素など熱に弱い成分を、孔径0.22 μm程度のメンブレンフィルターで濾過して除菌します。
4:× 放射線滅菌は、使い捨ての注射器やシャーレなど、包装済みの製品の滅菌に工業的に用います。
検査室での培地の滅菌には使いません。
5:○ 高圧蒸気滅菌は培地の滅菌に最も広く用います。
オートクレーブで121℃、15〜20分間加熱するのが標準的な条件です。
【ポイント】
基礎培地は高圧蒸気滅菌し、熱に弱い添加物は濾過滅菌してから冷ました培地に加えます。
乾熱滅菌はガラス器具、ガス滅菌は熱に弱い器具と、対象で使い分けます。