正答3
解説
正解は3です。
低栄養状態では、体はエネルギーを節約し、蓄えを使う方向に変化します。
多くの栄養指標は低下しますが、一部のホルモンは逆に上昇します。
【選択肢別解説】
1:× レプチンは低下します。
脂肪細胞から分泌されるホルモンで、体脂肪が減ると分泌も減るためです。
2:× アルブミンは低下します。
肝臓で合成される蛋白で、材料のアミノ酸が不足すると合成が減ります。
3:○ 成長ホルモンは低栄養状態で高値を示します。
飢餓では成長ホルモンの分泌が増え、脂肪の分解を進めてエネルギー源を確保します。
一方、肝臓が成長ホルモンに反応しにくくなるため、インスリン様成長因子-Ⅰ〈IGF-Ⅰ〉は低下します。
4:× コリンエステラーゼは低下します。
肝臓で合成される酵素で、蛋白合成能を反映する栄養指標です。
5:× 遊離トリヨードサイロニン〈FT₃〉は低下します。
低栄養ではT₄からT₃への変換が減り、エネルギー消費を抑えようとするためです。
【ポイント】
低栄養では、アルブミン・コリンエステラーゼ・レプチン・FT₃・IGF-Ⅰが低下します。
成長ホルモンとコルチゾールは上昇する、という逆向きの変化が頻出です。