正答1
解説
正解は1です。
多糖類は、構成する単糖の種類と、単糖同士をつなぐグリコシド結合の様式で区別します。
β-1,2グリコシド結合はフルクトースの重合体に特徴的な結合です。
【選択肢別解説】
1:○ イヌリンはフルクトースがβ-1,2グリコシド結合(β-2,1結合とも表記)で連なった多糖です。
糸球体で濾過され尿細管で再吸収も分泌もされないため、糸球体濾過量の測定に用いられます。
2:× ヘパリンは、ウロン酸と硫酸化グルコサミンがα-1,4結合やβ-1,4結合で連なったグリコサミノグリカンです。
β-1,2結合はもちません。
3:× アガロースは寒天の主成分で、ガラクトースと3,6-アンヒドロガラクトースがβ-1,4結合とα-1,3結合で交互に連なった多糖です。
β-1,2結合はもちません。
4:× グリコーゲンはグルコースがα-1,4結合で直鎖状に連なり、α-1,6結合で枝分かれした多糖です。
β-1,2結合はもちません。
5:× コンドロイチン硫酸は、グルクロン酸と硫酸化N-アセチルガラクトサミンがβ-1,3結合とβ-1,4結合で交互に連なったグリコサミノグリカンです。
β-1,2結合はもちません。
【ポイント】
グリコーゲンやデンプンはα結合、セルロースはβ-1,4結合、イヌリンはフルクトースのβ-1,2結合と整理しましょう。
イヌリンクリアランスは糸球体濾過量の最も正確な測定法です。