正答3
解説
正解は3です。
体内の鉄は、ヘモグロビンなどで働く機能鉄と、フェリチンなどに蓄えられる貯蔵鉄に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 健常成人の総鉄量は約10 gではなく、約3〜4 gです。
2:× ヘモグロビンに含まれる鉄は1/3ではなく、全体の約2/3を占めます。
3:○ 貯蔵鉄は主にフェリチンと結合し、肝臓・脾臓・骨髄に蓄えられます。
血清フェリチン値は貯蔵鉄の量を反映します。
4:× 明らかな日内変動を示すのはトランスフェリンではなく血清鉄です。
血清鉄は朝に高く、夕方から夜に低くなります。
5:× ミオグロビンは1分子に1個のヘムをもち、鉄も1個です。
4個の鉄をもつのはヘモグロビンで、8個の鉄をもつものではありません。
【ポイント】
フェリチンは鉄欠乏性貧血で低下し、炎症や悪性腫瘍では上昇します。
トランスフェリンは血液中で鉄を運ぶ蛋白で、鉄欠乏では総鉄結合能〈TIBC〉が上昇します。