正答4
解説
正解は4です。
白血病やリンパ腫の診断では、フローサイトメトリーで細胞表面のCD抗原を調べ、腫瘍細胞の系統を判定します。
誤っている組合せが答え(○)になります。
【選択肢別解説】
1:× 多発性骨髄腫の腫瘍性形質細胞はCD38やCD138を強く発現します。
正しい組合せなので、答えではありません。
2:× CD33は骨髄系の細胞に発現するマーカーで、急性骨髄性白血病の診断に用います。
正しい組合せなので、答えではありません。
3:× CD10は前駆B細胞性の急性リンパ性白血病で陽性となるマーカーです。
正しい組合せなので、答えではありません。
4:○ この組合せが誤りです。
慢性リンパ性白血病の多くはB細胞性で、CD19・CD20・CD5・CD23が陽性です。
T細胞マーカーのCD3は陰性です。
5:× 成人T細胞白血病リンパ腫の腫瘍細胞はCD4陽性で、IL-2受容体α鎖のCD25を強く発現します。
正しい組合せなので、答えではありません。
【ポイント】
CD3はT細胞、CD19・CD20はB細胞、CD13・CD33は骨髄系、CD34は幼若な細胞のマーカーです。
CLLではB細胞なのにCD5が陽性になる点が特徴です。